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精液検査と発熱

発熱すると一時的に精子の状態が悪化することがあります。精子は熱に弱く、38℃以上の発熱が数日続くと、精子濃度や運動率、DNA損傷(DFI)が悪化することがあると報告されています。これは精巣が通常、体温より少し低い温度に保たれているためです。ただし、多くの場合は一時的な変化です。精子が作られて射出されるまでには約70〜90日かかるため、多くの場合、発熱後1〜3か月程度で改善してきます。そのため、発熱直後の精液検査が悪くても、1回の結果だけで過度に心配する必要はありません。特にインフルエンザや新型コロナ感染後などでは、一時的な影響の可能性を考慮して再検査を検討することも大切です。一方で、もともと精液所見が悪い方や高熱を繰り返した場合は影響が長引くこともあり、状況に応じて評価が必要です。

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