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帝王切開の傷が「不妊の原因」になることがあります

1人目を帝王切開で出産されたあと、
「なかなか2人目が妊娠しない」ことがあります。
いわゆる2人目不妊ですが、その原因のひとつとして知られているのが

帝王切開瘢痕症です。


目次

帝王切開瘢痕症とは

帝王切開では子宮の下の部分を切開して赤ちゃんを取り出します。

通常は問題なく治癒しますが、
傷の部分がくぼんだ形で治ってしまうことがあります。

このくぼみを

ニッチ(niche)
または
帝王切開瘢痕(cesarean scar defect)

と呼びます。


どんな症状がある?

代表的なのは

・月経が長引く
・月経後に茶色い出血が続く
・慢性的な下腹部痛
・不妊

などです。

とくに特徴的なのは
月経が終わったあとも少量の出血が続くことです。


なぜ不妊の原因になる?

ニッチがあると、そこに

月経血がたまりやすくなったり、実際にニッチからの出血も起こります。

その結果

・子宮内の環境が悪くなる
・精子の通過が妨げられる
・着床がうまくいかない

などが起こる可能性があります。

どうやって診断する?

診断には

・経腟超音波
・子宮鏡検査
・MRI

などが使われますが特に

排卵前の超音波検査で見つかることが多いです。
見つけやすい時期が決まっているので一度の診察で診断できないこともよくあります。


治療は?

症状や不妊との関連が疑われる場合には

子宮鏡手術で瘢痕部を薄く削り子宮の内部を整える治療が行われます。
子宮の壁が非常に薄くなっている場合には腹腔鏡手術といっておなかからアプローチして薄くなった部分を切除し縫い直す治療が行われています。


まとめ

帝王切開のあと

・月経後の出血が続く
・2人目がなかなか妊娠しない

という場合には

帝王切開瘢痕症が関係している可能性があります。

気になる症状がある場合は
一度医療機関で相談してみるとよいかもしれません。

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