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朝食をしっかりとりましょう

〜妊活中の食事の基本〜

妊活中の生活習慣として「朝食をとりましょう」と言われることは多いですが、
近年、朝食の摂取頻度と妊娠・出産成績との関連について、医学論文でも検討が行われています。


目次

朝食と妊娠率:研究では何がわかっている?

▶ 体外受精・顕微授精(ART)との関係

2024年に報告された臨床研究では、体外受精・顕微授精(ART)を受けた女性を対象に、朝食摂取頻度と治療成績の関連が検討されました。

その結果、
朝食をほぼ毎日(週6〜7回)摂取している女性は、朝食頻度が低い女性に比べて、生児出生率が高く、流産率が低い という関連が認められました。[Ono M, et al. Nutrition, 2024]。

👉 朝食を規則的にとる生活習慣は、ART成績と関連している可能性が示唆されます。


▶ 妊娠中の朝食頻度と赤ちゃんの発育

日本人妊婦を対象とした前向きコホート研究(東北メディカル・メガバンク計画)では、
妊娠前から妊娠中にかけて朝食を毎日摂取している妊婦に比べ、朝食頻度が低い妊婦では出生体重が有意に低い ことが報告されています。

この研究では、朝食頻度が低い群で出生体重が平均して約40g低いことが示されており、
妊娠期の食事リズムが胎児発育に影響する可能性が示唆されています
[Aizawa M, et al. BMC Pregnancy and Childbirth, 2023]。


なぜ「朝食」が重要なの?

朝食が妊娠や出産と関連する背景として、以下のような点が考えられています。

  • 食事のタイミングが体内時計(サーカディアンリズム)を調整する
  • 血糖値やインスリン分泌が安定しやすくなる
  • 不規則な食事が代謝異常や慢性炎症に関与する可能性

朝食で意識したいポイント

妊活中の朝食は、特別な食品や高価な食材である必要はありません。

  • タンパク質:卵、納豆、ヨーグルト、魚
  • 良質な炭水化物:ご飯、全粒パン、オートミール
    (玄米や全粒粉などのできるだけ精製されていないものがなお良い)
  • ビタミン・ミネラル:野菜、果物、海藻類

朝食だけで完璧を目指すのではなく、1日の食事全体でバランスをとることが大切です。


まとめ

朝食をとることは、「これをすれば必ず妊娠する」という方法ではありません。
しかし、生活リズムを整え、体のコンディションを保つための基本的な習慣として、とても重要です。

忙しい日や食欲がない日もあると思いますが、
無理のない範囲で、できることから取り入れていきましょう。


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