よくある質問

不妊治療を始める前にしてほしいこと

セミナーなどでもよく質問にあがることですが、

不妊治療を始める前に、知っておいたほうが良いことや自分たちでできることは何かないですか?

という質問があります。

妊活ことはじめとしていくつかご紹介したいと思います。

 

不妊治療を始める前にしておくべきことはありますか?


①標準体重にしておくこと

不妊治療の次のステップは出産であることを忘れてはいけません。

授かりやすい体は産みやすい体と無関係ではないですよね。

 

②タバコはやめましょう

男性も女性もタバコはすべてにおいて悪い影響しかありません。

不妊治療に臨むかどうかと関係なくやめていただくのがベストでしょう。

 

③基礎体温をつけてみましょう

教科書的なことを学ぶことも大切ですが、まずは大切な自分の体のことを、

自分自身で把握することが大切です。

 

④風疹・麻疹・水痘の抗体があるかを調べましょう

妊婦にとっても赤ちゃんにとっても天敵といえる病気です。

自身に抗体があるかどうかを早いうちに調べておくことを推奨します。

 

排卵日に性交渉があれば必ず妊娠するのですか?


最も妊娠しやすい20代でも、1周期あたりの妊娠率は25~30%位です

1年以内に80%の方が妊娠するといわれます。

そして、性交渉をする日として考えると、排卵日が最も妊娠確率が高いわけではありません。

厳密には、排卵日の2日前が最も妊娠率の高い性交渉日だといわれますが、

その2日前を必中で予測することは誰にもできないといわれます。

 

おおよその予測を立てるという意味では、

月経周期が規則的な人は、予定周期の2週間前が排卵日と考えることができますし、

身体的な特徴としては、透明なのびるおりものがふえてきたら排卵日が近いと考えることができます。

 

正確な予測や把握も大切ですが、重要になってくるのは、性交渉の頻度です。

ちなみに、Wilcox という方の研究では、

性交渉の頻度で周期あたりの妊娠率を算出しており、

毎日  37%

 隔日   33%

1回/週 15%

となっています。

つまり、毎日行うのがベストということです。

 

思いのほか、自分たちだけでもできることはあります。

こうした自分たちでできる努力を重ねていただき、

後悔なく治療を開始できるように、正しい知識を身につけましょう。

 

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

京野 廣一

京野 廣一

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京野アートクリニック(仙台、高輪) 理事長
1978年に福島県立医科大学を卒業し、東北大学医学部産科婦人科学教室入局。1983年、チームの一員として日本初の体外受精による妊娠出産に成功。1995年7月にレディースクリニック京野(大崎市)、2007年3月に京野アートクリニック(仙台市)を開院し、2012年10月に京野アートクリニック高輪(東京都港区)を開院いいたしました。

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