今回は、治療の終了を決意され、凍結保存していた胚を破棄された方からの
「旅立ち」を決意されたうれしいお手紙のご紹介です。
(以下、原文ママ)
お世話になっております。(ご無沙汰しております)
今回は凍結保存している後期胚について
”廃棄”をお願いしたく書類を送付いたします。
いつまでも可能性を秘めたまま保存しておきたい気持ちは大きいのですが、
このたび、自然妊娠にて第二子を妊娠することができ、
きっとこの凍結した胚が形を変えて、お腹にかえってきてくれたと考え、
胚そのものは廃棄するという決断をしました。
(私事&都合のいいことですみません…)
お別れに立ち会えないのは残念ですが、お世話になった先生や培養士さん、
看護師のみなさま、受付のみなさまなどのおかげで、
子供(第一子)をもつことができ、さらには第二子も…という希望を持ちながら、
今まで過ごすことができました。
みなさまのご恩と今日まで待っていてくれた胚に感謝しつつ、
どうか廃棄のほどお願いいたします。
乱筆乱文、長文、駄文で申し訳ありません・・・・
ありがとうございました。
よろしくお願いいたします!
(お手紙はここまで)
理事長の京野もよく言うことですが、
治療を始めたからといって、夫婦での性交渉や夫婦での話し合いをやめないでほしい。
むしろどんどん活発にしてください。
とお伝えしています。
この方が感じている通り、夫婦での努力が実り、第二子を授かれたことを大変うれしく思います。
胚もこの時を待っていてくれたのかもしれませんね。
本当におめでとうございました。また、お手紙に感謝いたします!