こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。
「治療を受けていると、楽しみなことを我慢してしまう」
というお話しをうかがうことが良くあります。
最も多いのは「飲酒の機会を避けること」です。
治療中でも楽しい機会は持っていただきたいので、飲み会などの場に参加されるのも良いと思います。
前にもアルコールとの付き合い方について書いたことがありますが、
参照:アルコールの記事
アルコールが直接赤ちゃんに影響すると考えられるのは、着床期以降です。
採卵や胚移植の準備中は大丈夫、ということになります。
そうはいっても、気になるのも事実ですね。
お酒を飲むことを避けておきたい、というお気持ちになられるのもごもっともです。
となると、周りの方に「今日はお酒を飲みません」と伝えなければいけない状況も出てきます。
この言い訳を考えるのがなかなか億劫、というお声もよく聞きます。
普段たくさんお酒を飲まれる方は、飲まない理由を聞かれて説明するのを面倒に感じますよね。
便宜上の理由としてあげられそうなことは、
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花粉症(季節限定ですが)の薬を飲んでいるから、お医者さんからアルコールを止められている。
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健康診断でお酒を止めるように言われた。
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(年齢を経て?)前みたいにおいしく飲めなくなった。
などがあります。
あまり気にすると楽しめませんし、ご自分が飲んでいないことを自分で気にしているより、
ほかの人はそのことを気に留めていませんので、堂々と飲まない選択をされることをお勧めしたいと考えています。
ご自身にあった「断り方(≒楽しみ方)」を見つけてみていただきたいと思います。
決めゼリフを練習しておく、というのもお勧めです。