コラム

質の良い睡眠のための工夫

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

 

毎日の睡眠時間は一定に保つことが理想とされています。

お休みの日は寝坊したい!という方は多いですよね。連休ともなれば、なおさらです。

 

しかし、こうしたことで体内の時間のサイクルを乱してしまうことにつながります。

良い睡眠が取れているかどうかということには、睡眠の質と量が関係しているのです。

 

睡眠は生活習慣のひとつ、繰り返しのリズムが大切! 


睡眠は生活習慣です。

お休みの日にまとめて寝ることで寝だめができるわけではありません。

常に一定の睡眠時間、睡眠リズムを意識することが好ましいのです。

 

例えば土日だけ寝坊する、という方がいらっしゃるとしたら、自主的に時差ぼけ状態を作っていることになります。

したがって、月曜日の朝、起きるのがつらいのは当然の結果です。

(多くの場合、これから仕事なのに・・・)

「でも、それじゃ疲れが取れないじゃん!」

という方にお勧めなのは、「お昼寝」をうまく取り入れることです。

 

お休みの日でも朝は平日と同じ時間に起きましょう。そして朝ご飯を食べます。

いつもと同じように生活を始めます。

 

お昼寝をいつしたら良いかということですが、ぜひ午前中にしてください。

それも30分以内に留めてください。

午後に眠くなったとしても、横になるのは我慢して、

いつもと同じ時間、またはいつもより早い時間に眠りにつける状態にしてあげましょう。

要は、快適に眠りにつくことを妨げない準備が必要なのです。

えーっと思われるかもしれませんが、寝坊するより1日を長く使えるし、夜の睡眠を妨げないし、月曜日もすっきり起きられますよ。

 

土日の方が寝つきが悪いという方もいらっしゃいます。

知らず知らずにリズムを崩してしまっているのですね。

昼間に運動を取り入れるのもお勧めです。

 

もう一つ欲を言えば、、アルコールが残っていない状態でお布団に入られるのがベストです。

アルコールと睡眠の関係については、別の機会にご紹介したいと思います。。

 

 

少し続けていただくと快適さを実感していただけると思いますので、ぜひ続けてみてください。

 

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

菅谷典恵

菅谷典恵

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臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士
京野アートクリニック(仙台、高輪)にて生殖心理カウンセリングを担当。
治療のことはもちろん、仕事と治療の両立、ご夫婦の考えの温度差、あらゆる人間関係など、どのようなご相談でもお受けしています。
治療もプライベートも快適に過ごすためのサポートとなるようなカウンセリングを目指しています。

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