いよいよ不妊治療の保険適用化が進んできています。
当初は、不妊治療が保険適用になることで「費用が安くなるんだ!」という雰囲気が流れ、
歓迎ムード一色でしたが、徐々にその内容が明らかになるに連れ、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
これは、医療者も全く同じように考えており、実は現時点でわかっている情報は極めて限定的です。
現時点でわかっているといえる範囲のことは
- 不妊治療の保険適用が始まるらしい
- 一部の治療、検査が保険適用となるらしい
- 保険適用されないものもあり、その場合は治療費はすべて自費らしい
- 助成金制度は3月まで、特例としてその後1回分は認められるらしい
- 助成金制度にならって、回数制限が年齢によってあるらしい
というようなことです。
これは、医療者も知識として身に付けなければいけませんが、
患者さんも同様に理解し、ご自分で選択できるだけの知識を持つ必要があります。
これまでは、妊娠率が最も高くなる治療を選択する、という考えでいても、
助成金は幅広く出ていたので、それでOKでした。
しかし、今後はそうはいかず、妊娠率が高いけど保険適用ではない、とか
そういう複雑な選択肢が出てきてしまう方がいます。
また、患者さんにとって切実なのは、今この時間も卵子の老化は進んでしまっているということです。
不妊治療は時間との戦いでもあるので、時間を有効に使いたいという患者さんの気持ちは極めて強いと思います。
そのため、現時点でわかっている情報をおかかりの患者様と共有し、
今から、これからできる不妊治療を一緒に考える機会を設けたいと思います。
日時 1月22日(土) 15:30から
参加人数 先着100名(残席わずか)
以下のURLから参加申込をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-ra5rasEQfqOM3ENUO7chQ