本日は患者様からいただいたお手紙を紹介したいと思います。
-以下、原文ママ-
京野アートクリニック高輪の皆様
皆様、こんにちは。
この度、凍結して頂いていた後期胚を廃棄することに決めました。
京野アートクリニック高輪様には本当に感謝しています。
2014年 夫の精索静脈瘤の診断をしていただきました
2015年 精索静脈瘤の手術をしていただきました
2016年 私の卵管が片方閉塞していたことがわかり、FTをしていただきました。
その後、タイミング法、人工授精で妊娠につながらず、体外受精、顕微授精に進みました。
2017年 妊娠判定で陽性をいただき、無事に男の子を出産しました。
2020年 凍結していた胚を戻し、妊娠判定で陽性をいただきました。
喜びもつかの間、もうすぐ6週というところで流産となりました。
その後コロナウィルスのため東京へ行くことが難しくなってしまい、コロナウィルスが収まったら治療を再開したいと思っていました。
いつになったら治療ができるのか、ずっとモヤモヤしていて、流産後うつのような症状も出ていました。
治療しないと思っていた矢先、まさかの自然妊娠をしました。
2021年5月 無事に女の子を出産しました。
かけがえのない2人の子供を授かられたことは京野アートクリニック高輪様のおかげです。
2人の子供を大切にし、家族仲良く楽しく過ごしていきます。
京野アートクリニック高輪様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
-お手紙はここまで-
嬉しいお手紙をありがとうございます。
当院では男性不妊にも対応をしており、近々論文でも発表する予定ですが、精索静脈瘤にはもちろん、無精子症の方へのTESEも1,000件以上の実績があります。
男女両方の原因にアプローチできることは、患者さんの負担を下げる上ではとても重要だと、開院以来考え、実践しています。
また、体外受精などの治療をしているとタイミングを取ることを忘れてしまっている方も多くいらっしゃいます。
もちろん私たちは目の前の治療に全力を尽くすのですが、結果的に患者さまが妊娠されることが何よりの喜びですので、
治療中でも可能なときにはタイミングを取るようにおすすめしています。
(検査の兼ね合いで、避妊をお願いするときもありますので、その点はご留意ください)
これからも一人でも多くの方に、妊娠・出産という結果をもたらせるように努力していきます。
改めまして、お手紙ありがとうございました。