妊活中の方々にとって、物議を醸すこともある年賀状ですが、当院には嬉しい年賀状が届きます。
出産したというご報告を年賀状でくださる方、
お子さまのその後の発育の様子をくださる方、
今のご夫婦の状況を教えてくださる方、
内容は実に様々です。
不妊治療施設は、卒業された後にはお戻りにならないことがベストなので、
なかなか関係性を継続することが難しく、こうしたお手紙で現況を教えてくださると
スタッフもとても温かな気持ちになります。
また、意外と多いのは、育児の悩み、出産後の夫婦間のコミュニケーション、
ママ友との付き合い方、などのご相談も多くあるようです。
こうしたお悩みは、医療で解決できるものではありませんが、
当院にはカウンセラーが常勤でおり、オンラインでの対応もしておりますので、その後も継続してサポートすることも可能です。
年賀状をくださった皆様、本当にありがとうございます。
今年の干支を調べていると、壬寅(みずのえとら)、ということのようです。
寅年であること以外にも込められた意味があるんですね。
この壬の字は、妊む(はらむ)、という字にも使用されています。
寅、という時には、もともと成長するという意味が込められているとのことで、
これらを合わせると、壬寅には「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」といった縁起のよさが表されていると言います。
これから治療に臨まれる方、卒業後の皆様にとっても幸多き一年となりますように!