コラム

【生殖心理カウンセリングコラム】切れ目のない心理的サポートについて

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

少し前、三つ子の赤ちゃんの一人が亡くなるという事件が報道されました。

お母さんに3年6か月の実刑判決が下されたというタイミングで、世間が知るところとなりました。

NHKニュース 3つ子の母 過酷な育児の果てに(外部のページへ)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190403/k10011870821000.html

心理職の立場からどのように感じるかというと、

・お母さんは疲れていただろう、眠れていたか

・お父さんは育児にどのくらい関わっていたのだろうか

・行政のサポートはなされていたか

・赤ちゃんたちの発達は順調だったか

・経済的な状況はどうだったのだろう

・周りに手助けをしてくれる方々がいたか

などのことがあげられます。実際、皆さまそれ頑張っていらしたのだと思います。

上記のようなことは、3つ子の場合に限ったことではなく、すべての子育て世帯に関してケアされるべきことだと思います。

双子以上の多胎育児で虐待率が高まることは、援助をする者たちの常識と言っても過言ではありません。

あらゆる負担が大きくなるからです。

生殖医療でも、多胎を避けるための努力がなされています。産後だけではなく妊娠中の母子の安全も守ることにつながります。

当院の治療においても多胎妊娠を避ける方針が掲げられています。

2個胚移植が制限されていることでがっかりされる患者さまもいらっしゃいますが、とても大切なことなのです。

そして、妊娠前から産後の育児の段階まで切れ目のない心理的サポートも重要だと思います。

当院の患者さまは、ご卒業後もカウンセリングをご利用いただけます。

オンラインカウンセリングで子育てのお悩みもお聞きしております。

もちろん、子育て中の方に限ったことではありません。

いつでもどのようなことでもお待ちしています。

あそこにあんなカウンセリングがあったなと思い出される存在になれるだけで、カウンセリングは意味があるのです。

心がざわざわすることがあったらまずお話してみてください。

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

菅谷典恵

菅谷典恵

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臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士
京野アートクリニック(仙台、高輪)にて生殖心理カウンセリングを担当。
治療のことはもちろん、仕事と治療の両立、ご夫婦の考えの温度差、あらゆる人間関係など、どのようなご相談でもお受けしています。
治療もプライベートも快適に過ごすためのサポートとなるようなカウンセリングを目指しています。

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