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子宮内膜スクラッチのメタアナリシスについて

先日紹介した以下のスクラッチに関しての記事は多くの方にご覧いただき、

コメントいただきました。

子宮内膜掻把(スクラッチ)の有効性について

今回は、より大規模に研究を集め、解析したメタアナリシスについて紹介したいと思います。

子宮内膜スクラッチに関してのメタアナリシス


今回紹介するのは以下の論文です。

Endometrial scratch injury for women with one or more previous failed embryo transfers: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.

Fertil Steril. 2018 Sep;110(4):687-702

Vitagliano A et al.,

この研究では、10件の研究が含まれていて、対象となったのは1,468名の研究データを対象に解析・検討を行いました。

介入群と非介入群とでわけ、介入群はスクラッチを受けました。
非介入群は

介入群は、妊娠率と出生率の一部で有意差が認められました。

具体的には、新鮮胚移植については臨床妊娠率が1.49倍、出生率が1.44倍となり、

胚移植2回以上不成功の場合には臨床妊娠率が1.57倍、出生率が1.64倍という内容でした。

 

この研究からわかることは、2回以上の着床不全であり新鮮胚移植を行う患者さんの妊娠率と出生率を改善する可能性がある。

一方で凍結融解胚移植に対しては効果は認められず、論文も2編と少ないため、今後の検討が必要です。

妊活ノート編集部

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