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原因不明不妊の方への刺激周期-人工授精の有効性について

35歳未満で原因不明性の不妊である場合、

タイミング、卵巣刺激法、人工授精という風にステップアップしますが、

排卵障害がみられる場合などには、軽度の卵巣刺激を行いながら、人工授精を行うことがあります。

今回紹介する論文は、この原因不明性不妊の方への刺激周期-人工授精についてです。

 

原因不明不妊の方への刺激周期-人工授精の有効性について


今回紹介するのは以下の論文です。

Is IUI with ovarian stimulation effective in couples with unexplained subfertility?

R van Eekelen et al.,

Human Reproduction, dey329,

この研究は2002年から2004年の間に行われた前向きコホート研究です。

原因不明性不妊かつ軽度の男性不妊因子を持つ患者カップル1896組を対象に行われました。

1896組のうち、800組は刺激周期の人工授精を行い、1096組は未治療でした。

 

刺激周期-人工授精を実施した群の治療開始から半年間と未治療群の半年間を比較した時、

人工授精実施群:25%

未治療群:17%

という結果が得られているということです。

詳細は難しい部分がありますが、刺激周期を行うことでの直接的な妊娠というよりは、

一度治療をすることで妊娠する可能性が高まるということを指摘しています。

 

当院でもステップアップ法は若年のカップルにあたっては第一選択として出てくるものです。

時間を無駄にはできませんが、もちろんお金も無駄にできません。

総合的に情報提供して、患者さんカップル自身がご納得のいく意思決定をされることを願っています。

 

 

 

妊活ノート編集部

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