本日は高輪院での妊活セミナーが開催されました。
今回はカップルでのご参加がとても多く、質疑応答の際には男性の方が積極的にご質問くださいました。
また、今年になって当院が取り組みを強めている内容が
・通院にかかる負担(時間やスケジュール)
・実際治療にかかる費用(治療ごとの費用や助成金)
質疑応答の内容を一部共有しています。
Q1:厳密に妊活を始めたわけではないが、1年待たないと検査をしてはいけないのか?
A:まずは検査にお越しいただいて全く構いません。
もしかしたら、不妊原因が何かあるかもしれないですし、検査で不妊原因がわからなかった場合は、
35歳未満の方では一般的にステップアップの方法がとられます。
Q2:経済的な負担が気になるが、助成金や保険などは?
A:保険については、一般不妊治療については保険診療となります。
人工授精以上は自費診療ということになります。
助成金については、非常に複雑ですが、まずはお住まいの自治体(市区町村)にお尋ねいただくのが良いと思います。
東京都の助成金と品川区の助成金はまた違うものとなりますので、注意が必要です。
Q3:朝に治療できるのはとてもありがたいがやはり混雑するのでは?
A:現在では多くの方が60分から90分でご帰宅いただけます。
一番早いのは朝一番の時間帯ですので、ぜひご利用ください。
Q4:体外受精へのステップアップに適した期間や判断基準はあるのか?
A:まずはご本人たちの家族計画ですね。それありきですが、特にそうした条件なく考えていけば、
35歳未満であれば人工授精を5回までやってうまくいかなければ、
35歳以上であれば、3階程度までなどのように行うのが良いですね。
ただこれも田井先生から話があったように、男性の不妊原因もおよそ50%くらいの確率で関与してくるので、
参考程度とお考え下さい。
Q5:40代の夫婦となると治療の成功率はどれくらいか?
A:体外受精でいえば、およそ15%程度となります。この確率が0という風には45歳であってもなりません。
ただ当院では治療を開始するときに、ご夫婦でよく話し合っていただき、治療は何回までにしよう、という方向性を
決めていただくように勧めています。
治療の始め方がとても大切だと思います。
いかがでしたか。
来月は12月9日に開催で、平成最後の妊活セミナーです。
ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。
本日ご参加くださいました皆様、本当に有難うございます!