基礎知識

年末年始のイベントを想像するとつらいな、という方へ

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

 

今年も残すところあと2ヶ月ばかりとなりました。

本当に1年があっという間に過ぎていきますね!

 

年末年始は気が重い、というお話しを毎年お聞きします。

帰省したり、親戚と会ったり、年賀状が来たり・・・、考えると憂鬱になりますね。

 

そして親戚の方々は、どうして同じことばかり聞くのでしょうか?

これはズバリ「ほかに話題がないから」です。

 

結婚したおいやめいがいると、次はこどもの話題を向けるのが一番無難だと信じられているからです。

「この前結婚式行ったよね。とても良いお式だったね。で、子どもはできた?」

ということです

 

普段は会わないので、ほかに共通の話題がないため、こうしたやり取りになるのも仕方がない面もあります。

 

聞いている方々に悪気はないのです。

しかし悪気のない一言には、往々にして大変傷つけられます。

 

まるで天気の話しをするように浅いレベルで聞いてこられます。

しかし、こちらとしては聞かれたくないことですし、当然深いレベルで受け取ってしまいます。

 

浅い発言には、こちらも浅いレベルで受け取る、という対処法を取りたいものです。

 

もしどうしても聞かれたくない、聞かれたら泣いてしまうかもしれないし、その場の雰囲気を悪くしてしまったら困る、と心配な方は、

「行かない」という選択肢もあります。

 

自分がとても傷ついてしまいそうなら「避ける」という方法も検討してください。

嫌な状況からは逃げて良いのです。

戦わなくて大丈夫です。

自分は自分でしか守れません。

 

お二人で話し合ってご主人一人に行ってもらっても大丈夫です。

建前としての理由付けに困ったら、カウンセリングに相談にお越しください。

 

年賀状も見なくても良いのです。

大切な自分だからこそ、大切に守ってください。

 

どうぞ快適な年末年始をお過ごしください。

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

菅谷典恵

菅谷典恵

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臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士
京野アートクリニック(仙台、高輪)にて生殖心理カウンセリングを担当。
治療のことはもちろん、仕事と治療の両立、ご夫婦の考えの温度差、あらゆる人間関係など、どのようなご相談でもお受けしています。
治療もプライベートも快適に過ごすためのサポートとなるようなカウンセリングを目指しています。

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