当院で治療され卒業された患者さまからのお手紙を紹介しています。
今回は卵管性不妊で通院された方です。
(以下、原文ママ)
卵管性不妊のため、こちらにお世話になりました。
以前は地元の大学病院へ通っていましたが、1度目の体外受精で妊娠するも10週目で流産。
その後凍結胚移植を含めて3回チャレンジしましたが、妊娠に至りませんでした。
費用という面では、大学病院の方が安いのですが、管理や対応の面で心配・不安があり、
思い切って転院しました。
結果、とても良かったです。
もっと早く決断していたらと思うほどです。
金銭的には大変厳しいですが、対応、管理の面でとても安心して治療を受けることができました。
きちんと説明、報告してくれるので、納得して進めることができました。
現在、子どもは6か月になりますが、すくすくと成長して日々充実しています。
顕微授精をすることに迷いもありましたが、通常の体外受精では少し受精率が落ちるということもあり、
いろいろと相談し考えたうえで決めました。
今から思えば、生まれてくれたら体外受精でも顕微授精でも何も変わりはないと思います。
治療方針で迷っている人がいたら、とことん相談して決断されるとよいと思います。
先生方、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。
(お手紙はここまで)
卵管性不妊ははじめの体外受精の適用となった不妊原因です。
ルイーズブラウンさんがまさにそうした中で生まれてこられましたが、
試験管ベビーと揶揄された彼女も「自然妊娠」で2人のお子さんを授かっていますし、
何一つ自然妊娠された方と変わりのない生活をしています。
生殖補助医療は誕生して、40年の医療です。
安全性を常に更新しながら、前進しています。
これからも安心してレベルの高い治療を受けていただけるように、
私たちのベストを尽くしていきたいと思います。