先日、仙台院で開催されたセミナーレポートをお送りします。
最近はぐっと涼しくなりましたね。
行楽日和にも拘わらず。多くの方々にご参加いただき、非常に活発な会となった今回、
ついに、参加者満足度が、100%になりました!!
ご参加いただいた皆様、有難うございます。
それでは、詳細を紹介してみたいと思います。
参加者満足度がついに100%
当院のセミナーでは、患者さまへアンケートを実施しており、
セミナーの全体評価や配布している資料についてお尋ねしています。
今回はそのうち、
セミナー全体を通じてどうだったか
配布された資料についてどうだったか
という項目について、ご回答いただいた皆様が満足、という回答をくださいました。
ご回答いただいた皆様、有難うございます!
Q1:前の病院での検査は使えるか?
A:JISARTに加盟している施設の検査結果であれば、1年有効です。
感染症の検査については、新たに受けてもらう必要があります。
Q2:子宮内フローラは血液検査ですか?
A:血液検査ではなく、子宮内腔液を吸引して検査を行います。
Q3:男性のビタミンDや亜鉛の摂取量は関係ありますか?
A:あります。特に亜鉛については、男性の精液所見との関係性も言われていますし、
最近では抗酸化をするという点でコエンザイムQ10が効果的ということも言われています。
Q4:検査の結果で問題ないと言われているものの、結果が出ず、年齢のこともあり焦っている。
ステップアップをしようにも何を基準に判断すべきか、わからない。
A:あくまでもご夫婦での意思が大前提となるので、難しい問題ですが、一緒に考えていくしかありません。
そのうえで、ご理解いただきたい点は、検査で問題なし=不妊ではないということではなく、
原因不明性不妊という位置づけになること、そしてご年齢に応じた妊娠率があること、治療による妊娠率の違い、回数の目安です。
あくまでも一般論ですが、挙児希望が強く、40歳で原因不明性不妊ということであれば、はじめから体外受精を行うという選択肢も現実的ではあります。
もちろん、タイミングや人工授精まででできなければそれでいい、という考え方もあってしかるべきです。
とても難しいのですが、あくまでも、ご夫婦の意思が一番です。
このほかにも合計15個以上の質問が飛び交う非常に活発な会となりました。
今後、別の機会にもそうした回答を紹介していきたいと思います。
満足度が100%になったとはいえ、ご指摘いただく改善点はまだまだあります。
これからも、少しでも多くの方の妊活をサポートできるように努めてまいりますので、
よろしくお願いします。