8月5日は高輪院で妊活セミナーが開催されました。
今回は予約の段階から、早々に満員となっておりましたが、
これだけ暑いと来られないだろうか??
という不安も一蹴。満員での開催となりました。
ご参加いただいた皆様、有難うございます。
先日のESHREでの情報を発表する京野理事長
男性外来の必要性を発表する田井医師
今回いただいたご質問の一部を紹介したいと思います。
Q1:男性の検査を数年前に行っているが、再検査は必要か?
A:一度したほうが良いでしょう。加齢の影響は男性にも間違いなくあるものです。
ちなみに、二人目不妊、つまり過去に一度は妊娠・出産しているのに、不妊になられる方の半数以上が
精索静脈瘤だったともいわれていますので、再検査は受けたほうが好ましいです。
Q2:精索静脈瘤手術のデメリットは?
A:一般的な手術と同じように、痛みであったり、感染症であったり、そうしたデメリットはあり得ます。
ただ、以前大学の方で、10年ほど勤務していた時のことからも考えると、
心配されるような重篤なデメリットはなかったように思います。
Q3:採卵するときはポンプを使いますか?手動ですか?
A:ポンプを使用します。卵子へのダメージを最小限に抑えるためです。
Q4:移植に当たって、何か特別な治療はあるのか?
A:患者さんによってさまざまな「プリトリートメント」はあります。
不妊原因が何であるかによって異なります。
Q5:AMHが低くても高刺激を行いますか?
A:基本的に行わないと思います。特に年齢が若い場合には、AMHはあくまでも卵子の数ですから、
少なくとも質の良い卵が得られれば、妊娠につながりやすいというのがあります。
Q6:男性が日常的に取り組めることはなにかありますか?
A:アルコールは過剰でなければ問題ないですが、カフェインは一部問題があるという報告もあります。
タバコは絶対にダメですね。あとはサウナでの熱だったり、自転車での過剰な圧なんかもよくないです。
一番精子に良いのは、とにかく射精することですね。使えば使うほどよくなると思ってもらえたらいいです。
それが一番コストもかかりませんし、最も効果的と言えますね。
いかがでしたでしょうか。
今月は2週連続開催となります。残席僅かですので、
ご興味のある方はぜひご参加ください。