当院を卒業された患者さまからのお手紙を紹介します。
今回の方はご年齢は35歳、不妊治療期間は2年にわたり、
ご卒業されていきました。
(以下、原文ママ)
タイミング法から始まり、体外受精と痛くて苦しくて、
本当に私のところに赤ちゃんが来てくれるのかと不安ばかりの2年でした。
仕事もしていたので、時間が合わないと次の月に・・・
1カ月待つのもつらく、やっと体外受精を受精卵をおなかに!と思っても
着床してくれず・・・。
「なんで私ばかり・・・」
と何度も泣きました。
金銭面も苦しくなり、今回着床しなければ、少しお休みしようと思ったその時に、やっと私のところに。
うれし涙が止まりませんでした。
その後も切迫流産で入院したり、帝王切開になったりと大変なことばかりでしたが、
2歳になる娘と今、元気に過ごしています。
かわいくて、かわいくて、寝顔を見てまた涙。
治療は苦しく痛く、大変ですが、あの時頑張って本当によかったと思います。
今通院している人も希望をもって頑張ってほしいと思います。
(お手紙はここまで)
こうしてお手紙をいただくと、不妊治療は本当に大変な治療であることを改めて痛感します。
身体的、精神的、経済的な負担も多くて、それでいて100%の成功は保証されていない。
ある意味では、とても理不尽にさえ思えるかもしれません。
だからこそ、一人一人の患者さん、一つ一つの精子や卵子と向き合い、
少しでも早く妊娠という結果が出るようにとスタッフは努力しています。
とっても力をもらえます。
素敵なお手紙をありがとうございます。