昨日、6月17日に高輪院にて妊活セミナーを行いました。
基本的には当院に初めてかかられる方や、かかられたばかりで、
疑問点などを解消したい方に向けて基礎的な内容をお話しています。
理事長の京野からは、当院の治療についてという流れで、
治療の安全性などについてもお話しました。
体外受精が始まって、もうすぐ40年。
世界初の体外受精児であったルイーズブラウンさんのお話などをしました。
また、今回からの新しい試みとして、
4月から泌尿器科の常勤医として参加いただいている田井先生から、
男性不妊診察についてのお話いただきました。
不妊治療は夫婦そろってがポイント、
と開業以来当院ではお伝えしています。
原因も男女半々です。
ご夫婦での治療ということが少しでも伝わればと思います。
質疑応答も行いましたので、簡単にご紹介したいと思います。
Q1:全く初めての場合の検査はどんなもの?
A:男性は精液検査に加えて、ホルモン検査、視触診、超音波などでの検査を行います。
女性と比べて、生理周期がないため、いつでも検査ができます。
女性の場合は基礎検査といわれるものが主と思いますが、
ホルモン検査、超音波検査、子宮卵管造影などがあり、月経周期に合わせた来院が必要となります。
②転院する場合の検査は?
A:結果がわかっているものをわざわざ受けなおしてくださいということはありません。
子宮卵管造影については、造影剤を用いた検査をしていない場合、当院でお願いする場合もあります。
あとは、あまり検査結果が古いと状況が変わっている場合もあるので、検査をお願いする場合もあります。
③実際の診察時間(待ち時間)
A:やはり土曜日は長くなってしまいますので、ウィークデーの特に朝早い時間がお勧めです。
およそ60-90分でお帰り頂くことができています。
④男性不妊の手術による流産率の低下はどの程度?
A:論文上は半分くらいとなっていますが、おひとりおひとり状況が違いますので、
詳細の状況などをお聞かせいただければと思います。
通院前に、医療機関の雰囲気を感じられてよかった。
先生と話せて治療のイメージが持てた。
という声をいただき、嬉しく思っています。
来月も開催予定ですので、ご興味のあります方は以下からお申込みください。
http://ivf-kyono.com/news/000389.html