妊活セミナーレポート

体外受精説明会レポート 6月16日@高輪院

昨日は高輪院での体外受精説明会の開催でした。

 

つい最近までの夏日が嘘のように、長そでがないと寒いくらいの天気でしたが、

今回も多くの方にご参加いただきました!

ご参加いただいた皆様、有難うございます。

 

一部の内容と質疑応答について紹介したいと思います。

自然妊娠が持っている可能性について、累積妊娠率の視点から。

やはり1年経っても授かれない方が15-20%程いて、そのうちの半分が翌年に授かっていくというのが、

定量的なデータとして紹介されています。

ですが、ここで一つ紹介されていたのは、タイミングによる自然妊娠の可能性はゼロにならない。

ということです。

仮にステップアップしたとしても、ぜひ仲良くしていただくのが良いのではないかと思います。

 

質疑応答後のための準備を進める培養部O主任

自分たちの卵子や精子がどのように扱われていくのか、を知るのはとても大切なことですよね。

特に体外受精以上のステージになると、クリニックのラボの存在はとても大きなものです。

こうして直接お話することで少しでも安心してもらえたらと思います。

 

さて、質疑応答について、今回は短時間でしたが、多くの質問をいただきました。

 

Q1:痛みについて

A:痛みは皆さん気にされますよね。かなり個人差がありますけれど、大きなところでは、

採卵の痛みではないかと思います。

昔と比べて採卵に用いられる針もかなり細くなってきましたので、痛み自体はゼロではないけれども、

少なくはなっていると思います。あとは麻酔ですね。

基本的には局所麻酔ですが、ご希望があれば静脈麻酔でも対処が可能です。

 

Q2:体外受精と顕微受精の違い

A:顕微授精は原則として、「男性因子」がある場合に適応されるべきものです。

男性因子の有無は当院ではWHOの基準値を用いて判断しています。

ただし、初めて体外受精されるという方ですと、一部に受精障害といって、通常の方法では受精に至らない方がいらっしゃいます。

それで妊娠の機会が損なわれることがないように、はじめはスプリット法といって、とれた卵の数に応じて、

半分は通常の体外受精、半分は顕微授精、のような形で行っています。

 

Q3:高齢の場合などでも強制的に高刺激ですか

A:当院ではあくまでも一人一人に合わせた形になります。

AMHやAFCをもとに一人一人に適切な卵巣刺激を考えていく必要があります

 

Q4:移植まで含めた費用はどれくらいか

A:凍結胚移植となる場合は、体外受精での5-60万程度の費用に加えて、15-20万前後をお考え下さい。

新鮮胚移植の場合であれば、凍結代がかからないケースが多いので、移植代を含めても50万前後ですし、

そうした方は、あまり薬剤を多く使わない傾向にあるので、そもそも費用がもう少し安くなる傾向にあります。

 

Q5:AMH低い場合は新鮮胚移植

A:と決まっているわけではないですね。年齢から考えられる卵の質やその時の採卵でとれた卵の数などにも応じてということになります。

繰り返しですが、あくまでもオーダーメイド。手段ありきではなく、ヒトありきな考え方です。

 

Q6:凍結して別の周期で移植する場合、どれくらいの周期開けるのか?

A:自然周期で採卵して移植ということなら、原則あける必要はない

薬剤による刺激をしているときは、当院では原則1周期開けることがスタンダードです。

 

何度やっても、質問は尽きないですし、

今後も多くのご質問にお応えできるようにしていきたいと思います。

 

来月は7月22日の開催です。

ご興味ございます方はぜひご参加ください。

 

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