コラム

生殖心理カウンセリングコラム 忙しくて頭がパンクしそうという時に気を付けたいこと

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

生殖心理カウンセラーという資格は生殖の知識を持ったカウンセラーということですが、それ以前に臨床心理士でもあります。

人の一生のメンタルサポートが業務です。

 

今回は、

「忙しくて頭の中がパンクしそう~」

というシチュエーション時の対処法や注意点をお伝えしたいと思います。

妊活や生殖医療に取り組む方は、

家庭と仕事の両立だけでも大変な中に、治療も入ってくるので、こうしたシチュエーションにいる方は多いのではないでしょうか。

 

①     やらなければいけないことを紙に箇条書きする、スマホにメモする。

②     睡眠時間の確保を優先とする。

③     食事は欠かさないよう意識して摂る。

④     失くしもの、怪我、トラブル巻き込まれなどに注意する。

⑤     (できる時だけで可) 3分だけ、どこでも良いので身の回りを片付ける。

 

まずは①を強くおススメします。

書き出してみると、記憶を頼りにしている時よりも課題を少なく感じます。

紙に書き出した場合は、終わった順に消し込んでいってください。

達成感を得られます。

 

④は、忙しいときほど注意しなければならないことです。

注意が散漫になっていることが予測されますので、普段以上に注意深く行動しましょう。

弱っているときにケアレスミスをすると、ダメージを大きく受けてしまいます。

電車の中でのいざこざや、車の運転にもお気を付けください。

 

⑤に関しては、心と物の整い方は相関があることがベースになっています。

心が整っているときは身の回りを片付けるのが億劫に感じませんが、

忙しいときは乱雑になりがちです。

したがって、

落ち着かないときほど物を片付けてみる

という行動面からのアプローチです。

 

また②に関連して、疲れている時には気分転換・リフレッシュをしないといけない、と思われる方もいらっしゃいますが、

まずは

睡眠が優先

です。

体が疲れているのに出かけても良いことはあまりありません。

気分は変わっても身体の疲労が取れないと、悪循環に陥ります。

身体の疲れと気持ちの疲れをダブルで引き受けないようにすることが、健康維持には大切です。

疲れた時にはカラオケや登山をして気分転換をすることばかりではなく、しっかりと身体を休めてあげることが重要です。

ぜひどこかで心に留めておいていただければと思います。

 

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

菅谷典恵

菅谷典恵

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臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士
京野アートクリニック(仙台、高輪)にて生殖心理カウンセリングを担当。
治療のことはもちろん、仕事と治療の両立、ご夫婦の考えの温度差、あらゆる人間関係など、どのようなご相談でもお受けしています。
治療もプライベートも快適に過ごすためのサポートとなるようなカウンセリングを目指しています。

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