当院では、男女ともに診察をしております。
男性の治療の中で多いものは、乏精子症の方などに行う精索静脈瘤手術と
無精子症の方に行う精巣内精子回収術(TESE)です。
当院では、平成30年厚生労働省告示第43号の告知を受けて、
精索静脈瘤手術を保険適応といたしました。
これによって、顕微鏡下精索静脈瘤手術の費用のうち患者さんの負担はおよそ4万円程度になるものと思われます。
また、上記は片側の場合ですので、両側の手術となりましたら、2倍となります。
術前術後の検査やスケジュール、費用などについては、
受付スタッフまでお問い合わせください。
精索静脈瘤は男性不妊の40%の原因を占めていると考えられているほか、
二人目不妊の原因の78%は精索静脈瘤が原因とも報告されています。
当院での成績では、精索静脈瘤の手術を受けたおよそ60%の方に
精液所見の改善を認めています。
従来よりも費用負担が下がったことは、患者さんにとっての福音となると思います。