妊活セミナーレポート

妊活セミナーレポート 5月6日@盛岡

先日は盛岡にて妊活セミナーが行われました。

新幹線で30分強でアクセスできる盛岡では、現在2か月に1度のセミナー開催となっていますが、

今回も多くの方にご参加いただきました!

(当院の学会活動などについてもお知らせしようと、

学会で使用しているポスターなども張り出してみました)

 

参加者の満足度は…


今回の参加者の満足度は

 

100%

 

でした!!!

(16組の回答のうち16組が満足と回答)

 

今回は、すでに当院におかかりの方に加え、

他院で治療中の方も多く参加され、より実践的なご質問を多くいただきました。

 

その内容を一部共有したいと思います。

 

Q1:先日国内の不妊治療施設で、手術中にミスで患者さんが死亡された報道がありました。

あれはどのような事故なのでしょうか。

 

A:報道の内容を見る限り、「通気検査」といわれるものです。

当院では実施していないもので、リスクがあることで知られています。

卵管の通過性を見る検査という意味では、子宮卵管造影が主で、その他通水検査があります。

卵管閉塞、卵管狭窄がある方にはFTという手術を行いますが、

これはバルーンカテーテルを用いて、つまっている部分を物理的に広げていくものなので、

血管に空気が入るというような事故になることはない安心・安全な検査、治療です。

Q2:仙台で不妊治療を行える施設でどこに通おうか考えています。

どこよりも治療の成功率は高いでしょうか。

 

A2:治療の質は高いと思っています。

ただ、成功率という点では単純な比較は実はとても難しいので説明します。

まず、治療の成功を妊娠と考えたときに、妊娠率というものが一つの評価指標になると思いますが、

妊娠の定義が医療機関によって一部異なります。

当院では胎嚢を確認した場合を指しますが、その一つ前の化学的妊娠もいれて考える施設もあります。

そのため、厳密に何が分子で分母なのかを理解することがとても重要です。

また、この妊娠率というのも、まったく同じ患者さんを治療しているわけではないので、

細かく見なければいけません。

年齢別で見たり、不妊原因で見たりしないと、確かな比較は難しいかもしれないですね。

また、治療件数というのもとても重要な要素です。

治療件数が少ないところでは、妊娠が1例出ることで、妊娠率が全く違う数値になってしまうことがあり、

過度に高くなったり、低くなったりする可能性があります。

治療件数という点で、当院は仙台では最も多いと思います。

Q3:男性不妊の診断(乏精子症)がつき、パートナーの気持ちが治療に向かっていけない状況。

具体的に男性不妊の場合にはどのような治療があるのか。

A:原因にもよると思いますが、乏精子症となっている原因が、精索静脈瘤にある場合には、

これを除去することで精液の質が改善することが判っています。

この場合、女性に特に不妊原因がなければ、タイミング等で自然妊娠できる可能性があります。

栄養面に問題がある場合などには、サプリメントなどもあります。

また、ある意味では、体外受精自体が治療になることも考えられます。

精子の質が高くない場合、顕微授精を行うということは多くあります。

ただ女性への負担はあるので、ご夫婦での話し合いが欠かせません。

 

これだけいろいろな情報が簡単にインターネットで手に入るものの、

やはり直接、顔の見える存在としてお互いに質問をしたり、

それに対してお答えする機会は非常に貴重な機会だと思います。

 

次回は7月の開催を予定しています。

ご興味のございます方は、ぜひご参加ください。

妊活ノート編集部

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