こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。
当院のカウンセリングにおいてご相談が多い事柄の1つに、セックスレスがあります。
「子どもを産みたいけど、セックスレスである。」
という状況は大変辛いですね。
おふたりでお越しになることもありますが、お一人でいらっしゃることの方が多いように思います。
男性お一人でお話しにいらっしゃることももちろんあります。
セックスレスになった経緯は色々なパターンがありますが、
そのことをめぐって話し合ったりけんかをしたりしているうちに
気分的にうまくいかなくなってしまった、という流れが良く聞かれます。
「もう一生このままなのかな・・・」
という不安や、
「こんな状態なのに不妊治療で妊娠するなんて許されないことかもしれない」
という気持ちになります。
「こんなことを心配しているなんて、自分だけに違いない。街で見かけるカップルたちはみんなうまくいっているんだろうな。」
とも思えます。
女性として、あるいは男性としての自信がなくなったり、
相手を責めすぎてしまった自分を責めたり・・・。
誰かに話してみたいけど、誰に話してみたらよいのかわからない、
どこに相談するのがふさわしいのかわからない、という方は意外に多いのです。
「友達に話してみたけど、リアクションに困っていたみたい」
ということもお聞きします。
カウンセリングの利点は、
ほかのしがらみがないので話しやすい、
ということです。
なかなか勇気がいることですが、ぜひお話ししにいらしてみてください。
クリニックに電話をしていただき、
「心理カウンセリングの予約を取りたい」
とお伝えいただくだけで大丈夫です。
誰にも言えない、というのはつらいものです。
どのようなお話しでもお待ちしています。