当院では、より良い医療の提供を行うため、
1年に2回、通院中の患者さまから匿名でのアンケート調査を行っております。
ご回答いただいた皆様、誠に有難うございました!
医療者としては良いと思っていたものの、患者さんにとっては快適ではなかった。
というようなことにならないように、患者さんからの評価を元にチェックをしています。
今回の高輪院の結果はどうだったのでしょうか。
患者満足度アンケートの結果は
当院では、JISART(日本生殖医療標準化機構)に加盟しており、
厳しい品質基準を維持しています。
多くの場合、耳の痛いコメントが多いのですが、
実際に現場の改善で行われる事の多くは、こうしたアンケートでいただいたお声をもとに行われます。
高輪院で言うところの日曜診療、朝妊活などのものもあれば、
まとめ会計制度、鍼灸の導入、ブログの解説などもこうしたアンケートから頂いています。
詳細のすべてまでは共有できない部分もありますが、
今回のアンケート結果で最も象徴的だった部分では、
「待ち時間の満足度が過去最高水準となった」
ことではないかと思います。
朝妊活、まとめ会計、自動チェックインなどの導入により、
2年前と比べると、患者さんが当院に滞在される時間は6割程度にまで縮小されています。
実際にお仕事をされている方からすれば、皆様が最も気になる点の一つかと思いますので、
共有していければと思います。
高輪院では午前中の患者さんが多いので、表示としては
午前中の待ち時間(午後の待ち時間)
というように記載しています。
一般不妊治療で通院中の方の当院滞在時間:66分(59分)
体外受精以上の方の当院の滞在時間:95分(83分)
新患の方の当院の滞在時間:127分(95分)
また、待ち時間を短くする、より早い時間にクリニックを出るポイントとしては、
「ホルモン採血を30分前に受けてしまう」
ことというのを通院中の方が仰っていました。
生殖医療の待ち時間の長さの要因の一つに
ホルモン採血を調べるのに30-40分かかってしまい、
それを見るまでは診察を行うことができません。
そのため、ご予約いただいた時間にお越しいただいても、
すぐに診察というわけにならないことになってしまうのです。
そのため、時間帯にはよりますが、9時以降の患者さまについては、
30分前からお越しいただくことで、より早くお帰り頂けるようにはなります。
1分でも短くなるように、様々な改善を重ねていきます。
これからもぜひ様々なご意見をくださいませ。