昨年も実施いたしました妊活イベントを今年も開催することが決定いたしました。
5月20日に品川グランドホールにて開催予定です。
ホームページも公開いたしました。
当院は特別協賛という形で、このイベントにかかわらせていただき、
今年でもう6回目の開催となりました。
今年は、妊活をする夫婦が主人公のドラマなども報じられ、
妊活や不妊治療ということへの取り組みが一層進むきっかけとなればと思っております。
今年のプログラムについて、簡単に紹介いたします。
妊孕性温存に関する市民公開講座
当院でも推進している、がんとその後の妊娠についての市民公開講座を開催します。
年々、若年での乳がんや子宮頸がん、血液腫瘍の罹患患者は増加しています。
生殖年齢でのがんの罹患は、治療の副作用によって、妊娠する力の減少や損失につながることで知られています。
そのため、若年がん患者さんは、がん治療のことと、未来の妊娠のことを同時に考えなければいけません。
満足のいく意思決定をするために、医療者による一方的な情報提供ではいけず、
患者さんと医療者がお互いに共有しながら意思決定をしていく、
シェアードディシジョンメイキング(共有意思決定)が重要となります。
実際に、がん治療・妊孕性温存を体験されたがんサバイバーの黒田朋子さん(株式会社ライフサカス)
血液腫瘍内科を専門に担当されているドクター、杉本耕一先生、
生殖医療専門医で妊孕性温存をライフワークとしている当院理事長、京野廣一。
この3者、それぞれの講演とセッションを行いながら、
「患者目線での妊孕性温存」
を一緒に考えていければと思います。
妊活セミナーも充実!
午後は一般の妊活セミナーを開催します。
多くの協賛企業によるブースも出てきます。
昨年の様子は以下からも確認いただけます。
さらに今年は、妊活中のセルフケアとして、
栄養面などのケア、様々なところで見聞きする、漢方や鍼灸といった東洋医療。
こうしたものについても正しい知識をお持ちいただけるように、専門家をお招きしています。
さらに締めくくりとして、不妊治療の最前線というテーマで、
治療技術のお話を理事長の京野よりお話し、
治療中のストレスとの向き合い方を、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵より解説するほか、
海外からスペシャルゲストもお招きしています。
今、すでに治療に取り組んでいる人にとっても、
これから治療を始めようかなという人にとっても、参加して意味のあるイベントをご用意いたしますので、
ぜひご参加くださいませ。
なお、ご予約いただいた参加者の方には、先着で特典もご用意する予定ですので、
お楽しみに!!!