昨日は、高輪院での妊活セミナーが開催されました。
休日、エイプリルフールでの開催となりましたが、
多くの方々にご参加いただきました。
今回は、待合ホールでの開催となりましたので、
会の終了後、クリニックの中を一緒に回り、診察室などの雰囲気や一日の診察の流れを確認したり、
カウンセリングルームや鍼灸ルームを一緒に見て回りました。
想像を上回る方々がご参加くださいましたので、とてもぎゅーぎゅー詰めで、
なかなかうまく見れなかったかもしれません。。
次回はもっとうまくできるように頑張ります!
今回のいただいた質問について一部を紹介いたします。
Q1:ピックアップ障害の診断はどのようにつけるのか?
A1:目で見て確認することは難しいのです。もしやるとすれば、全身麻酔で腹腔鏡下で行う必要がありますが、
確かにできることではありません。
どちらかというと、
卵管は通っている、
排卵もちゃんとしている、
精子もちゃんと動いている
のに受精しない、妊娠しないという場合に消去法的に考えていきます。
Q2:他院で治療中であまり卵が取れないという場合でも刺激するのか
A2:状況にもよりますが、当院でも完全刺激周期ということもやります。
基本的な診察をして、最適な刺激法をご提示します。
Q3:回数を決めて体外受精ということでしたが、目安となる回数は
A3:研究などでも統計で出ているのは、おおよそ3-5回で授かられる方が多いとは言われます。
大切なのは、ご夫婦の意思ですから、ご夫婦での話し合いがかかせません。
Q4:その回数を超えたら治療してもらえないのか
A4:医療者が何かを強要することはありません。
ただ、治療を始める前に、きちんと考えたうえで始めたほうがより良いだろうということです。
Q5:転院する場合、紹介状は必要か。検査は受けなおすのか。
A5:紹介状は必ずしも必要ではありません。
検査の記録などをつけていれば教えていただければ、無駄な検査をせず、すぐに治療を始められます。
術前のスクリーニング検査は病院で大きく異なりますので、受けていただきます。
一つでも不安をなくして治療に臨んでいただけるように、
サポートしていければと思います。
次回は4月22日の開催ですので、ぜひご参加くださいませ。