昨日は高輪院での体外受精説明会が開催されました。
体外受精説明会は、
人工授精を3-5回実施してうまくいかない方
卵管性不妊の方
男性不妊の方
35歳以上の方
を対象として行われます。
体外受精に臨むにあたり、ご夫婦での気持ちや考えのずれを修正したり、
病院選びをする上でのポイントを理解したり、
今後の治療のスケジュールをあらかじめ予測して、
治療に臨んでいただけるようにしたいと考えております。
昨日も多くの方にお越しいただきました。
(妊娠するまでの最短の道のりを見つけよう、というテーマので講演)
(患者さまから頂く質問へその場でお答えしていく質疑応答)
(培養士による培養機器の説明)
(不妊症看護認定看護師による自己注射指導)
また、いただいた質問の一部を以下に紹介いたします。
Q1:高刺激の話がありましたが、全員、高刺激ですか?、また薬の副作用はありますか?
A1:当院の標準的な方法として、アンタゴニスト法というものを採用していますが、
全員が高刺激ということではないです。AMHやAFCを見ながら、ひとりひとりに合わせた
卵巣刺激法を提示していきます。
副作用としては、卵巣過剰刺激症候群というものが主に考えられます。
多くの場合は、アンタゴニスト法で刺激を行い、複数の卵子や胚盤胞が得られると、
一度凍結して、その後ホルモン補充周期での凍結融解胚移植を行います。
Q2:他院で毎日通院が必要と言われました。通院回数が少ないと聞い て
転院を考えています。通院回数が4回と説明されてましたが、本当に4回でOKですか?(女性)