妊活セミナーレポート

妊活セミナーレポート 1月14日@盛岡

盛岡で開催された妊活セミナーの開催レポートです。

今回は2018年最初の開催となりました。

盛岡の方々は、現在他院でARTの治療中の方々なども非常に多くいらっしゃいます。

今回も活発な質問がかわされるなど、非常に有意義な会となりました。

 

参加者の満足度は・・・


今回のセミナーへの満足度は

 

ついに!!!

 

100%!!

 

となりました。

 

活発な質疑応答がされ、その点にご満足をいただけたというお声が多くありました。

質問の一部を紹介したいと思います。

 

 

Q1:体外受精を希望しています。夫の受診は検査等で何回必要でしょうか。

初診は夫婦で予約したほうがよいでしょうか

 

A1:ご主人は男性不妊でなければ、初めの検査と採卵当日の採精のみということになります。

採精については、2時間ほどで当院にお持ちいただけるようであれば、自宅でしていただき、奥様がご持参いただいても問題ありません。

初診のご予約は夫婦一緒を推奨しています。この治療は夫婦の治療になるため、多くの場面でご夫婦の意思が大切になります。

スタートラインをそろえることで、納得いただきながら治療にあたることができると考えます。

 

Q2:他病院で治療中です、血液検査などは済んでいます。年齢の関係で早めに治療を開始したいが、

紹介状などがあれば検査を簡略化して進めることはできるのか

 

A2:可能です。もちろん必須な検査で未受診のものがあれば行います。

紹介状も必ずしも必要ではありません。この治療は医師のためのものでなく、夫婦のためのものです。

●●という治療をしたい、そういうご希望がある場合ははっきりとお伝えください。

認識が間違っているなどでない限り、その意思を尊重して進めていきたいと思います。

 

Q3:顕微受精までしました。特に原因は分かりませんでした。

先生もなんでだろうと?と不思議な感じでした。

7年ほど治療していますが、1回も着床したことがありません。

少しでもかすったこともないと思います。着床しないことが原因であれば、

これからも顕微お受精が1番良いのでしょうか。

 

A3:まず、もう少し詳細にお伺いしないとわからない部分ではありますが、

着床しないことと、顕微授精ということが必ずしもむずびつくかは分かりません。

男性因子があって、受精しにくいということであれば顕微授精が推奨されます。

着床しない、ということについては、受精卵側の問題、主に染色体異常と子宮内膜側の問題とに分かれます。

良い卵を良い内膜に移植することが、最大のポイントですから、そのあたりの問題をクリアにする必要があります。

Q4:基礎体温は測定し続けるべきでしょうか?

がたがたのグラフを見るのがストレスでここ最近、測定をお休みしています。

 

A4:可能であればあったほうが良いです。何かしらかの理由で機械などが使えない場合、

からっだがどのような状態にあるかを知るには、基礎体温表は重要だからです。

当院も東日本大震災の時にはやはり電気が止まる状況の中で、非常に役立ちました。

ですが、その測定自体が過度にストレスになる場合は、無理につけていただかなくても結構です。

 

今年も早くも1月も下旬ですね。

皆さんの妊活や不妊治療が早く卒業を迎えられるようにサポートしていきたいと思います。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

 

次回の盛岡は3月4日の開催です。

妊活ノート編集部

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