Happy Letters

Happy Letters Vol.56 卒業された患者さまからのお手紙

卒業された患者様からのお手紙を紹介しています。

今回は、ラボの技術の大切さを感じていただいた方からのお手紙です。

当院自慢のラボをお褒め頂き、有難うございます!

(以下、お手紙の内容です)

結婚して数年、子どもを授かることが無く、ある時、治療によって授かった友人から、

検査を進められてスタートしました。

以前の病院で重度の男性不妊と私の多嚢胞での不妊とのことで、

初回から顕微が始まりました。

ですが、顕微3回、移植6.7回でなんの進捗もなく、(着床さえなし)

先生から京野ARTへの転院をすすめられ、お世話になることになりました。

 

そこでは、初回から驚くことに、私は多嚢胞ではないことや、主人の検査結果も、

どちらにせよ顕微レベルではあるものの、見たことのない良い結果が出ていました。

10か月ほど通ってわかったことは、ラボのレベルがきっと高いのだなと思いました。

先生の方針などはもちろんですが、顕微をするものにとっては、ラボの方々の技術によって

運命が変わると思うので、直接お話した時の、たまごに対する厳しい目は前病院とは全く違いました。

前院長も、うちは基準が厳しいと言っていたのを覚えています。

 

通院日に多少の幅がある(この日の何時のみ!ではなく、2,3候補を下さる)ことや

自己注射をさせてくれること、ロビーにカウンターがあったり、Wi-fiが飛んでたり、と

様々なことが、仕事をしながらの私にとって気持ち的にもスケジュールとしても助かりました。

予想よりはるかに早く第一子を授かり、出産に至りました。

友人にこちらを紹介し、私よりも長く赤ちゃん待ちをしていた友人が人工で授かり、

1才違いの子育てを一緒に楽しんでいます。

その友人もお仕事仲間に紹介し、まだ授かってはいないそうですが、

初めてよいきざしが見えたとのことです。

 

1人授かって、幸せな毎日を送っています。35歳ということもあり、体のあちこちが痛くなることもありますが…。

治療中は、頑張ってかなわないこともあるんだよなと…と後ろ向きになることも、結果が出ない度に泣いたりもしましたが、

授かるためならできることは何でもやり、(主人が漢方を煎じて飲む、夫婦でハリ治療など)

助成金も使い切り、もうできることはない、終わりにするか…という時に授かりました。

今、第一子でお通いの皆さんにも、先生を信じ、自分が納得するまでいろいろとやってみて、あきらめずにいてほしいです。

(お手紙はここまで)

日本には数多くの不妊治療施設がありますが、

そのクォリティは玉石混合です。

特に体外受精以上の治療となると、妊娠率、ということばかりに目が行きますが、

多くの場合、妊娠率は胚移植に対しての妊娠率です。

 

卵巣刺激を行い、どれだけの卵が得られたのか、

得られた成熟卵に対しての受精率はどれくらいか

受精卵が一定のクォリティを持った胚盤胞に育つ確率はどれくらいか

 

こうした部分はあまり公開されていません。

まさにこうした部分にラボのクォリティや技術力が出てきます。

 

クリニックを選ばれる際の参考にぜひしていただきたいポイントです。

また、当院では月に1回のセミナーに必ず培養士も出席していますので、

詳しく聞きたいという方はぜひご参加いただければと思います。

 

素敵なお手紙を有難うございます!

 

妊活ノート編集部

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