Happy Letters

Happy Letters vol.55 卒業された患者様からのお手紙

卒業された患者様からのお手紙を紹介しています。

今回は、パートナーが無精子症であったため、どうしても治療が必要になり、

当院で治療を行い、妊娠、そして卒業された患者様です。

無精子症とは

 

(以下、原文ママ)

私たち夫婦は、夫が無精子症だったため、治療が必要でした。

永尾先生に精子を見つけていただき、その後京野先生に胚移植していただき、

妊娠・出産に至ることができました。

無精子症が発覚してから気持ちがどん底まで落ち込みましたが、

先生方スタッフの皆さまのおかげで前向きになることができ、

治療に取り組むことができました。

本当にありがとうございました。

 

このクリニックの良いところは、男性・女性どちらの治療も同時に並行して

スピーディに進められるという点と、通院回数がそこまで多くない点でした。

正社員フルタイムで働いているため、通院が不安でしたが、

実際は苦なく通うことができました。

 

また、治療自体も明確な説明の元、あまり痛みもなかったので苦にはなりませんでした。

これも先生方、スタッフの皆さまの技術の高さだと思っています。

 

私たちは、無精子症という残酷な状況の中でも、非常に恵まれた結果を得る事ができました。

これは、私たちが決してあきらめなかったことと、何より先生方、スタッフの皆さまのおかげです。

我が子に会わせて下さって、心より感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

(お手紙はここまで)

 

無精子症の患者さまの妊娠成績は当院の集計上でも非常に高いことがわかっています。

これは、男性側の要因が見つけられると、必然的に体外受精以上の治療が適応となり、

治療の実施までの時間が比較的短いこと、そして、女性の年齢が若いことが考えられます。

 

無精子症という残酷な状況、という言葉が非常に印象的ですが、

閉塞性無精子症であれば、ほぼ確実に精子を発見できますし、

非閉塞性無精子症であっても、4割近い確率で発見に至ります。

 

この患者さまが仰っている通り、決して諦めずに当院まで来ていただいたこと、

それ自体が今回の妊娠・卒業に至った要因とも思います。

 

夫婦一緒での治療が卒業への近道です。

 

素敵なお手紙をありがとうございました!

妊活ノート編集部

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