妊活セミナーレポート

妊活セミナーレポート 11月26日@盛岡

盛岡で開催された妊活セミナーの開催レポートです。

今回は2017年最後の開催となりました。

(ご参加いただく皆様に満足いただけるよう、毎回準備には力を入れています)

多くの方に今回もお越しいただき、非常に有意義な会となりました。

2018年も開催する予定でおりますので、ご興味をお持ちいただけます方は、

ぜひお越しください!

 

参加者の満足度は・・・


今回のセミナーへの満足度は

 

86%!!

 

となりました。

今回は、22組の方からアンケート回答をいただき、19組の方が満足とお答えいただきました。

10を超える質問が多く寄せられ、非常に活発な会となりました。

その一部、をご紹介したいと思います。

 

Q1:何回も採卵をしていると卵子がなくなってしまうか心配です。

A1:その心配はいらないかと思います。

というのは、毎月自然排卵だと1つずつしか卵子が減らないと思われるかもしれませんが、

実は数百個単位で減っています。卵巣刺激をして、複数卵をとるといっても、この数百個が増えているわけではないのです。

放っておいたら1つしか活かせないところを、複数活かそうという考え方です。

もちろん、加齢とともに卵子の数が減っていくことに変わりはありません。

 

Q2:卵子の質を上げるために何かできることはないでしょうか?

A2:現時点の医療では卵子の質を高めるというエビデンスを持っているものはないと考えられています。

  どちらかというと、悪くなるのを防ぐ、あるいは軽減するということはされており、

  適度な食事、運動、睡眠、必要な成分はサプリで補ったり、漢方を使ったりと多岐にわたります。

Q3:実際に採卵となると、仕事との調整が難しいでしょうか。

A3:現実的には、採卵日などはお休み頂いたほうが良い日程もあると思いますが、

  あくまでも治療の主役は卵子なので、発育状況と相談しながら調整していく流れとなります。

  基本的には卵巣刺激をして多く採卵して、複数の胚盤胞を凍結、別の周期で凍結融解胚移植というスケジュールだとすると、

  この採卵から凍結までは通院負担は少なからずありますが、移植については、ある程度の自由度があるかと思います。

  卵巣予備能などとも相談して、卵巣刺激を選択していきますが、ここが重要なポイントです。

Q4:不妊治療に終わりが見えない時、成果が出ない時などははっきりと「難しい」と教えてくれるのか?

A4:もちろん医師やカウンセラーから情報提供し、常に患者さん自身で選択していただけるように心がけています。

 

こうしたブログでも情報提供はし続けていきますが、

やはり面と向かって受け取る情報はとってもしっくりくると思いますし、

そういう納得感は大切なものと思います。

今後も継続して開催していきますので、2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

妊活ノート編集部

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