コラム

待ち時間対策について

先日、患者団体であるFineのニュースがありました。

不妊治療で「サプライズ退職」、辞めたくないのに辞める気持ち(大手小町)

 

このニュース内でも取り上げられているように、

不妊治療と仕事の両立、費用、様々な面で治療中の患者さんがいかに悩んでいるかがよくわかります。

 

費用面については、単にそれだけではなく、妊娠成績とセットでないと、高いも安いもないものですが、

ここでは、仕事との両立について取り上げたいと思います。

 

待ち時間が長いのは当たり前!?


一般に、不妊治療を行うクリニックは、待ち時間が長いことで知られています。

そこには様々な理由がありますが、

毎回ホルモン検査があること

患者さんごとに異なる薬が処方されること

ドクターの数が少ないこと

などなど、いろいろな理由から待ち時間は発生しています。

いたずらにお待たせしているわけではないのですが、

やはり待ち時間が長い、2-3時間待ちは当たり前などの声もネットなどではよく聞かれるのもこのためです。

 

 

 

京野アートクリニックの待ち時間対策


今回は当院で行っている待ち時間対策について、一部を紹介したいと思います。

 

①朝妊活

高輪院では、仕事と治療の両立を実現するために、朝妊活を導入しています。

朝7時半から診察を行い、速やかな治療、検査、

そして速やかに帰宅・出社したいというご要望を頂いている方に

ご利用いただいております。

現在では、1時間から1時間半ほどでおかえりいただくことが平均的にはできるようになりました。

 

 

②妊活セミナー・体外受精説明会

上記の朝妊活もそうですが、速やかな診察のためには、基礎知識レベルでの不妊治療に関する知識を

患者さんと共有しておく必要があります。そうすることで診察の質を保ちつつ、速やかになります。

毎月1回ずつこうしたセミナーを開催しています

 

③まとめ払い制度

当院で体外受精以上の治療を実施する方にご利用いただいている制度で、

通院ごとに会計する必要はなく、採卵当日、移植当日にお会計いただくのみとなります。

待ち時間の短縮はもちろんですが、

「毎回会計することがストレス」

というお声も不妊治療ではよくあることなので、

そうしたご希望にもお応えできるようになりました。

 

④早めの採血

不妊治療での待ち時間の最たる要因が、ホルモン検査です。

そのため、予約時間に来ても、診察が開始されるわけではないのですが、

当院では

予約時間の30分前から

採血の受付をしています。

そうすることで、予約時間から1時間以内に帰れるような方もいらっしゃいます。

※一部の時間帯ではご利用いただけないこともあるので、詳しくはスタッフまでお尋ねください。

 

⑤症例検討会

できるなら同じドクターに診てほしいというお声は多くありますが、

当院では指名医制ではありません。安心していただけるよう、ドクター含めスタッフ間での情報共有を徹底しています。

毎日のように、患者さまの情報を症例検討会において、ドクター・看護師・培養士など、全ての部門と共有しています。

そうすることで、方針の違いを極力なくすことを目指しており、これもまた待ち時間短縮につながっています。

 

こうした活動を通じて、待ち時間は日々減少してきています。

また、そのほかにも各スタッフが連携を取り合うことで、5分、10分と確実に待ち時間は減ってきていますし、

自己注射の集団指導なども視野に入れています。

通院のストレスを軽減し、仕事や家庭との両立をサポートして、一日でも早く卒業できるようにスタッフ一同努力していきます。

 

お気づきの点がありましたら、スタッフまでお声がけくださいませ。

 

妊活ノート編集部

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