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第62回 日本生殖医学会学術講演会・総会に参加いたします

当院では、11月16日、11月17日に開催される

第62回 日本生殖医学会学術講演会・総会に参加いたします。

 

当院の方針として、質の高い医療の提供を掲げていますが、

そのためには常に治療の質を振り返ったり、新しい治療を導入したりという研究が欠かせません。

 

今回は多くのスタッフが参加し、高輪院については一部休診とさせていただいており、

お越しいただいている患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、

安心安全で質の高い医療の提供のため、何卒ご理解の程お願いいたします。

 

今回発表する内容は以下の通りです。

それぞれの内容については、今後また紹介していきたいと思います。

 

日時 内容
理事長 京野 11/16(木) 座長
11/17(金) 発表  卵巣凍結保存による妊孕性温存:費用対効果・

安全性・クオリティについての検討

11/17(金) 座長
副院長 橋本(高輪) 11/16(木) 発表  子宮内膜受容性検査の有効性について
青野(培養部) 11/16(木) 発表  胚培養士の教育と問題点
岡(培養部) 11/16(木) 発表  培養液による胚の発生速度の違いと妊孕性に
ついて
相良(培養部) 11/16(木) 発表  多核胚の発育及び移植後の妊娠率・流産率と
年齢の関係
田中(あ)

(看護部)

11/17(金) 発表  乳がん患者が妊孕性温存後、がん治療を経て
妊娠・出産に至った2症例
高橋(培養部)

(仙台)

11/16(木) 発表  Day3胚と胚盤胞のKIDScoreTMは胚盤胞形成と

妊娠成立の予測に有用である

羽藤(検査部)

(仙台)

11/17(金) 発表  生殖補助医療により血栓・塞栓症を発症した
6症例の検討

 

今回、理事長の京野は2回に渡って座長を務めますが、

 

16日は着床に適した子宮内膜環境を目指してというテーマで、

17日のランチョンセミナーは

・Windows of implantationは解明できたのか?~子宮内膜日付審/pinopodes/NCS/ERAを考察する

・着床・妊娠維持のために プロゲステロン補充を強化する意義はあるのか

というテーマです。

 

これからの治療成績向上のためのカギが着床環境に対しての期待が高いことを表しているようです。

 

その他にも、今後の培養士の教育についてのシンポジウムに培養部の青野がシンポジストとして出席する他、

合計8名のスタッフが参加してきます。

 

より良い治療にいかせるようにこれからもスタッフ一同努力してまいります。

 

 

妊活ノート編集部

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