基礎知識

貧血と不妊 鉄の働きにも注目!

慢性的な疾患と不妊の関係について紹介します。

今回は女性の症状でよくあるものについてみてみたいと思います。

 

貧血と不妊の関係


貧血と一口に言っても、単なる鉄欠乏症の貧血から血液の悪性腫瘍など様々ですが、

最も多いのは鉄欠乏性の貧血でしょう。

ただ、単純に貧血という症状が原因で不妊になるというのは言えないと思います。

 

しかしながら、貧血が何が原因で起きているかには注意が必要です。

 

貧血の原因で最も多いのは、過多月経による鉄欠乏性の貧血と言われています。

その背景に、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどが影響している場合があり、

それが原因で着床しにくい環境となっていることも考えられるため、注意が必要です。

子宮筋腫については、以下から確認いただけます。

子宮筋腫とは

不妊と合併した子宮筋腫の治療

 

貧血=鉄不足?


貧血の診断には、末梢血液の血色素量、赤血球などと共にフェリチン値(貯蔵鉄)なども用います。

体内の鉄は赤血球中だけでなく、貯蔵鉄など様々にあり、現代の女性のほとんどは潜在的な鉄不足といわれています。

そのため、このフェリチン値を含めてみることで、鉄不足であるかどうかを確認する必要があります。

 

鉄の働きは最近様々に注目されていて、細胞のエネルギー産生に関わっていると考えられているほか、

抗酸化酵素が働くためにも鉄が必要と考えられています。

活性酸素(フリーラジカル)が卵子の老化に影響していたり、男性不妊とも関係していると考えられています。

男性不妊と活性酸素の関係は以下からも確認いただけます。

男性不妊と活性酸素(フリーラジカル)の関係性

 

一般的に鉄欠乏性貧血では、鉄分の補給を行います。

レバーなどをはじめとした肉類など食品の摂取が基本ではありますが、

錠剤の経口投与や、静脈投与が考えられます。

 

一説では、実に90%近い女性が鉄欠乏性貧血ではないかとも考えられていると言います。

女性は毎月の月経もあり、かつ肉類を食べることが男性と比べて少ないことも関係しているのかもしれません。

 

バランスのよい食事を心がけましょう。

 

妊活ノート編集部

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