卒業された患者さまからのお手紙を紹介しています。
一人目をタイミング法で授かり、二人目を考えていたものの、
なかなか恵まれず、人工授精、体外受精とステップアップされ、
無事に卒業していかれました。
(以下原文ママ)
1回目の体外受精で授かることができ、大きく元気な女の子を出産することができました。
京野アートクリニックの先生方、スタッフの皆さま、また京野アートクリニックへの転院をすすめて下さった
地元のクリニックの院長先生に感謝いたします。
若いころから生理不順があり、PCO(多嚢胞性卵巣症候群)との診断を受けていて、
1人目は当時住んでいた海外でタイミング法で授かることができました。
2人目を望んでいましたが、仕事が忙しかったり、そのうちできるんじゃないかと楽観的に考えていました。
地元のクリニックに通い、タイミング法、AIHへとステップアップしましたが、
化学流産してしまったり、上の子の幼稚園行事と仕事の両立が難しいときもあり、
通院を休まざるをえないこともありました、
AIHを7回行っても妊娠しなかったので、地元のクリニックの先生より京野先生を紹介して頂き、転院を決意しました。
体外受精までステップアップすることに戸惑いがあったのですが、初回のカウンセリングと説明を受けて、
この先生なら信頼できそうだ、頑張ってみようと思うことができ、治療をスタートしました。
1回目の採卵では胚盤胞まで成長したのは一つだけだったので落ち込んでいました。
しかし先生からは1つでもきれいな卵ならうまくいく、個数が大事ではないと励ましていただきました。
結果妊娠することが出来ました。
お休み期間も含めて約3年の治療でしたが、生理が来て落ち込んだり、
上の子を連れての通院で体力的に疲れたり、仕事を急に休まなくてはいけなくなったりと、
くじけそうになったことが何度もありました。
悩んでいる皆さん、病院の方を信頼し、暗いトンネルを抜け出せる日が来ることを願っています。
私の経験が少しでも皆さまのお役に立てればと思います。
(お手紙はここまで)
いかに技術が発達したといっても、ステップアップに対しての感じ方は人それぞれです。
感性やもしかしたら誤解などもあるのかもしれません。
そんな時、正しい知識はもちろんですが、思いのほか大切なのは「直感」だったりしますよね。
この方の場合、この先生なら信頼できるという風に感じられたときです。
多くの場合、そうした直感は対面で得られることが多く、
ネット上の情報からは得られにくいようにも思います。
悩まれてしまったときは、医師だけでなく、看護師やカウンセラーもおりますので、
いつでもお声がけください。
納得のいく治療を進めていきましょう。
素敵なお手紙をありがとうございます。