妊活セミナーレポート

妊活セミナーレポート 9月23日@仙台

先日、9月23日に仙台で妊活セミナーが開催されました。

今回もまた多くの方々にお越しいただき、多くの質問にお答えしました。

 

今回の参加者満足度は

 

89.4%

(57組中51組が満足と回答)

 

となりました。

お答えいただいた皆様有難うございます。

 

改善に関するご意見も多くいただき、

1つずつ検討し、できるものから実施していければと思います。

 

また、今回の質疑応答に関するものを一部紹介したいと思います。

 

Q1:男性の検査に痛みなどはありますか?

男性の検査には痛みは一切ありません。精液検査がメインで、時期を選ぶ必要もありません。

なので、安心していつでも検査を受けてください。

また、精液検査を受けた際に、前日の食生活や寝不足などを気にされる方が多くいらっしゃいますが、

大きな影響はないことがほとんどです。

 

Q2:初めてなので初歩的な内容を詳しく知りたい

お二人とも検査を受けたことがないということであれば、

以下のような検査の流れとなります。

実際の初期検査の流れ

もちろん1回の生理周期ですべて受けなければいけないわけではありませんが、

男性が時期も選ばず1度の検査で終了することを考えると、女性の負担が大きなものであることがわかります。

 

Q3:体外受精にステップアップすべきか悩んでいます

妊娠計画次第だとは思いますが、

・これまでの治療回数

・年齢

・男性の精液所見

などでの判断になると思います

 

人工授精は3回から5回が基準となりますし、

年齢は一般的には35歳です。

 

男性の精液所見が悪いことが原因となっているのであれば、

速やかに体外受精、顕微授精に移行しても良いかもしれません。

 

当院では二人目の治療でかかられる方もいらっしゃいますが、

1人目の治療の際に、凍結しておいた胚盤胞を用いて2人目の治療をされる方もいます。

この時の胚盤胞は採卵した時の年齢のまま凍結されていますから、仮に30歳で凍結していれば、

30歳のクォリティの胚盤胞ということになります。

繰り返しになりますが、お二人の妊娠計画次第と思います。

 

また、余談ですが、先日東京で開催されたCookMedicalという会社が主催した

妊活に関するセミナーで、発表がありましたが、日本はアメリカやスウェーデン、フランス

(フランスなどは少子化対策に成功し、合計特殊出生率が2を超えている国)と比べて、

妊娠や不妊等に関する知識が圧倒的に不足しているということが明らかになったという報告がありました。

 

そこに晩婚化などの問題も合わさり、妊活を始めようと思い立った時、すでに時間が少ないという方も現時点では多いと思います。

そうした方たちが迷うことなく、正しい情報でご自身の妊娠計画を立てる一助となればと思っています。

 

次回は10月21日です。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

妊活ノート編集部

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