コラム

2人目のお子さんがなかなか授からない・・・、という方へ

こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

今回は「二人目のお子さんが欲しい気持ち」について考えてみたいと思います。

一人目のお子さんは無事生まれてきてくれたけど、もう一人赤ちゃん産みたいな~という患者さまも多くいらっしゃいます。

もともと二人産みたいと思ってる方もいらっしゃれば、

一人目希望で通院しているとき、一人産めばもう大満足と思っていたけど、こんなに二人目が欲しくなるとは想像もしていなかった、

とお聞きすることもしばしばです。

一人目のお子さんにはそれだけの想いが、二人目のお子さんにはそれだけの想いがあります。

三人目のお子さんが欲しいと、苦しい想いを抱えていらっしゃる方ももちろんいらっしゃいます。

この状況の気持ちとしては、

一人いるし、贅沢かな、と苦しくなる。

上の子が「妹・弟がほしいと言っている」望みをかなえてやれないことが辛い。

私たちがいなくなってしまったらこの子は一人になってしまうんだなと心配。

一人っ子にしたくない。

自分たち夫婦も兄弟がいたから、子供にも兄弟を残したい。

まわりのおうちは順調に二人目が産まれている。

と様々です。

このようにお考えになるのはごもっともですが、気持ちはほかの人と比較して加減するものではないですから、心の中は自由で良いのだと思います。

お二人目の通院には、お一人目の時と別な大変さもあります。

当院のようにおこさん連れで受診ができない場合は、上のお子さんの預け先確保が悩ましい問題です。

お仕事をされている方は一人で行動できる時間を見つけやすい面もありますが、保育園に預けていない方はまず通院が難関です。

また、幼い子の体調の変化に受診のスケジュールを合わせなければいけないのも大変です。

さらに、治療がうまくいかなくて家でも落ち込んでいると、上の子にイライラして当たってしまったり、

上のお子さんが心配そうにしてくれているのを見て、

「まだ見ぬ子ではなく、目の前のこの子にきちんと愛情を注がねば」

と自己嫌悪に陥ることもあります。

落ち込みながら家に帰っても、上の子がいるから気分転換がしやすい、ということもあります。

子どもが欲しい、という想いに軽重はないと思います。

ご自分がどう願うか、ということだけです。

ですから、お二人目を希望されることは決して贅沢ではなく、

なにかに遠慮する必要はない、ということをお伝えしたいと思います。

また、子どもは決して、兄弟がいなければわがままになってしまう、ということもありません。

兄弟の有無よりも、養育者からの絶対的な愛情を受け取れているか、ということの方が、お子さんの成長発達には重要です。

どうぞ肩の力を抜いて上のお子さんに向き合ってあげてください。

どのようなお話しでもカウンセリングではお聞きしています。

いつでもお気軽にお越しください。

妊活ノート編集部

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妊活ノート編集部です。医療現場での当たり前を、より分かりやすい情報としてお届けします。正しい知識を得ることで、一日でも早い治療卒業のサポートをしたいと考えています。

菅谷典恵

菅谷典恵

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臨床心理士、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士
京野アートクリニック(仙台、高輪)にて生殖心理カウンセリングを担当。
治療のことはもちろん、仕事と治療の両立、ご夫婦の考えの温度差、あらゆる人間関係など、どのようなご相談でもお受けしています。
治療もプライベートも快適に過ごすためのサポートとなるようなカウンセリングを目指しています。

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