当院を卒業された患者様のお手紙を紹介しています。
2人目不妊で当院へ通われ、卒業されていった方ですが、
妊活に大切な「前向きさ」を教えていただいたような気持ちになりました。
(以下、原文ママ)
院長をはじめとした先生方、スタッフの皆さまには大変お世話になりまして、
ありがとうございました。
治療費や通院回数、時間は正直大変でしたが、それでも、
「先生たちにおまかせすれば大丈夫、妊娠できるから頑張ろう!」と
信じていました。
とはいえ、妊娠判定の日はドキドキでしたが…。
私の場合は一度の体外受精で妊娠・出産することができました。
私は一人目は自然妊娠で出産後、二人目が授かれず、他院の先生からの薦めで
こちらに転院させていただきました。
芸能人の妊活などで、以前より世の中の認知や理解が進んできたとは思いますが、
それでも、高度生殖医療への認知や理解はまだまだだと思います。
私も最初は高度生殖医療の力を借りることに後ろめたさもありました。
しかし、自然妊娠で授かった一人目も、医療の力をかりて授かった二人目も
どちらも大切な我が子であり、愛情に違いはありません。
むしろ私の場合、妊娠後は不妊治療のことはすっかり忘れていました。
どんな過程を経ても、10カ月お腹で育てることは一緒です。
周囲や会社に言わず一人(二人)で頑張っている人も多くいるかと思いますが、
世の中の理解が進んで、もっと通いやすくなることを願っています。
子どもを望んでいるすべてのご夫婦のもとへ赤ちゃんがやってきてくれますように・・・。
先生方、いつもお忙しい中、患者の意見を聞いて下さり、
そしていつも前向きな言葉をいただき、ありがとうございました。
いつも前向きな気持ちで病院を後にすることができました。
スタッフ、看護師の皆さま、いつもフレンドリーな雰囲気で接していただき、ありがとうございました。
京野アートクリニックに通えてよかったです。
本当にありがとうございました。
(お手紙はここまで)
不妊治療は多くの知識が必要な一方で、知識にばかり目がいってしまい、
「納得できないとすすめない」という方も、少なく無いように思います。
(もちろん医療者からの納得のいく説明はかかせないのですが)
その中で、治療がスムースに進行していく方に多く見られるのが、
こうした前向きさだったりする部分も少なからずあり、
医療者と患者さんの間での信頼関係が築かれているのだと思います。
一人でも多くの方との信頼関係を築けるように、納得いただける情報提供を模索していきたいと思います。
素敵なお手紙をありがとうございました!