Happy Letters

Happy Letters Vol.25 卒業された患者さまからのお手紙

卒業された患者様からのお手紙を紹介しています。

 

生殖補助医療ははじめの「病院選び」が重要などといわれますが、

改めて大切なことだと思います。

よく調べないといけないですし、一方で調べてばかりで治療が遅れては

「時間」を敵に回すかもしれません。

 

仕事と、生活と、治療をうまく成立させるための参考になる、そんなお手紙です。

 

(以下、原文ママ)

36歳で結婚し、37歳から治療を開始しました。

最初は仕事の方が優先度が高く、長々とタイミング、人工授精に2年ほど費やしました。

その間、良いといわれている民間療法もいろいろ試しました。

 

結果が出ず、38歳の時、体外受精にステップアップし、

まずそれまで通っていた小規模なクリニックで、いわゆる低刺激で1度採卵するも

ろくに有効な卵も採取できず、結果も出ず、かなり落ち込んで半年ほど治療から離れ、

これが最後と39歳のときにこちらのクリニックを受診しました。

 

標準とされるいわゆる高刺激の治療を行っていることと実績から選びました。

これまでずっと仕事第一で、結婚も遅く、特に子供を切望していたわけでもない自分にとって、

仕事をセーブして通院に時間を費やすという決断をするのに、必要な過程だったと思いますが、

やはり、多少通院に時間がかかっても、少しでも若いうちに実績も症例数もあり、

国際的にも標準的な治療をしているクリニックで治療することが重要だと思います。

 

ぎりぎり30代で、たどりついたこちらのクリニックで、

先に2回の採卵をし、10個くらい卵を採取でき、幸いなことに最初に戻した

受精卵で我が子を抱くことができました。

本当に感謝しております。

治療中、つらい時は

「いない子には泣かされない」

と思い、自分をなぐさめていました。

難産だったので、この子には泣かされっぱなしな子育てのスタートでしたが、

治療の経験があるからこそ、泣かされることさえ愛おしいです。

 

(お手紙はここまで)

 

この「合言葉」、とても素敵ですね。

うまくいかない時、自分を励ましたり、受け止めたりするための言葉なんですね。

皆さんはどんなフレーズをお持ちでしょうか。

ぜひ教えてくださいね。

 

不妊治療の病院選びの参考になりましたらありがたいです。

素敵なお手紙をありがとうございました。

妊活ノート編集部

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