今回も卒業された患者様の声を紹介していきます。
不妊治療に対しては、どうしても様々なイメージがあると思いますが、
その中でも根強くあるのは。
不妊治療でできた子供は先天異常が多いのか?
というものではないでしょうか。
そんな悩みにシンプルにこたえる、そんなお手紙です。
(以下、原文ママ)
体外受精で男の子を授かりました。
治療は大変でしたし、妊娠中も体調がすぐれなかったのですが、
産まれた子は健康そのものでした。
1歳5か月になった今はしっかり歩き、好奇心旺盛、食欲も旺盛な
やんちゃ坊主にそだっています。
私も職場に復帰し、治療中に思い描いていた生活が実現できて幸せです。
お世話になった先生方、スタッフの皆さまに感謝しております。
(お手紙はここまで)
厳密に言えば、
不妊治療の技術によって、意図的に先天異常の子は増えるというわけではない
というほうが正しいかもしれませんね。
当院の実績で見ても3%ほどという結果で、不妊症でない方のそれと何も変わりはありませんが、
強いていうのであれば、不妊治療をしなければ授かれない状況にあった方の治療に絞られているため、
その影響によるものが大きいと考えられています。
現時点では皆さまに安心して治療を受けていただける状況ではないかと思います。
不安と期待が大きく入り乱れるのがこの治療の特性ですが、
描かれた未来を現実にすることができたこと、心から嬉しく思っております。
素敵なお手紙を有難うございました!!