卒業された患者さまからのお手紙をご紹介いたします。
私達の治療の特性上、「また来てください」という治療とは少し異なりますが、
だからこそ、一日でも早くの卒業をサポートしたいと思っています。
(以下、原文ママ)
32歳で初めて不妊治療を始めました。
顕微授精、1度で妊娠し、出産することができました。
今、2歳2カ月の息子は元気にすくすくと成長しています。
本当にありがとうございました。
日々の育児は想像をはるかに超え、大変ですが、
2人目の治療をそろそろ開始したいと思います。
(お手紙はここまで)
治療年数が1年、始めての顕微授精で妊娠・出産ということは確率論的に考えれば、
とても幸運なことなのかもしれませんが、その幸運を呼び寄せるものの1つに年齢がかかわっていることは、
ご存知の通りです。
特に女性については、卵子の数も質も若いほどに高くなる、多くなるものです。
男性についても、精子の数・質ともに同じことが言えます。
さらに、男女という見方でいうと、男性の精子のDNA損傷を女性の卵子が修復する作用がありますが、
この能力もまた若いうちの方が高いことで知られています。
妊娠を望みながら、授かりにくい人たちに、正しい情報を届け、満足の行く治療が提供できるように、
これからもスタッフ一同努力していきます。
ぜひ二人目の治療も一緒にしていけるとよいですね。
素敵なお手紙をありがとうございました。