卒業された患者さまからのお手紙を紹介しています。
今回はご主人から頂いたお手紙です。
「しんどかった」その言葉が非常に重みのある一言です。
(以下、原文ママ)
その節は大変お世話になりました。
おかげさまで授かった子供は1歳を迎え、順調にすくすくと育っています。
大変ですが、楽しい毎日を送っています。
治療中のことを振り返ってみますと、やはり肉体的にも精神的にも大変なことだったなと思います。
特に妻の方はそうだったと思います。
期間が短い方だと思いますので、楽なほうだとは思いますが、
それでも当人たちとしては、しんどかったなと改めて今思っています。
そんな中、ほかの皆さまの体験談を読むことは、大変助かりました。
というのは、治療中、そのことを友人や知人と話すことが思いのほか難しく、
自分たちの状況を客観的に見ることが難しく、
これでいいのかわからず、不安な日々でしたが、
皆さまの体験談を通して、自分たちの状況や位置を相対的に確かめることができたからです。
励みになりました。とても。
ですから今後もこの活動をぜひ続けてほしいと思います。
多くの人にとって、励みになり、精神的な孤独を和らげるものだと思います。
末筆になりますが、先生方、スタッフの皆さま、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
(お手紙はここまで)
期間が短いということは、もしかすると、治療の回数が少なかったということにもなるのかもしれません。
しかし、治療を通じて感じる負担は人それぞれで、期間が短いから軽いというものでもありませんよね。
本当におっしゃる通りで、しんどかったというのはそのままなのだと思います。
こうした卒業された方のお声を届けながらも、より少ない治療回数、より短い期間での卒業をサポートできるように、
これからもスタッフ一同励んでいきたいと思います。
素敵なお便りを有難うございました。