卒業された患者さまからのお手紙を紹介しています。
今回は二人目の不妊治療で通院されていた患者さまからのお手紙です。
一般に「二人目不妊」などともいわれますね。
今回の方は、35歳ということですが、のべ5年以上の治療経験がある方で、
山形から通院されていた方です。
(以下、原文ママ)
24歳で結婚し、すぐにでも赤ちゃんがほしい気持ちでいましたが、
最初の妊娠は子宮外妊娠でした。
手術をし、調べたところ、両卵管がうまく通っていないことがわかり、すぐにでも赤ちゃんがほしいなら
体外受精を・・・とすすめられ、妊娠、出産し、長女が誕生しました。
長女が2歳になること、妹か弟をと考え始め、病院に通い体外受精にまたチャレンジするも失敗、、、、
だめなのかなぁと考え、病院に通院するのも嫌になってしまい、それから4年が過ぎたころ、
また、やっぱり長女に妹か弟を作ってあげたいという気持ちが出てきました。
また通院をし、体外受精を5回チャレンジするも陰性。
このままでは無理かも知れないと思っていたころ、宮城県に京野アートクリニックという専門のクリニックがあることを教えていただいたのです。
長女が学校に投稿すると同時に家を出て仙台へ、下校するまでには家に帰る。
不安もありましたが、通院し、体外受精を受けることができました。
あれだけ何回もチャレンジしてきた体外受精も、
京野クリニックに来て、1度目で陽性。
信じられないくらいうれしかったのを覚えています。
その後2922gの元気いっぱいの女の子を出産することができました。
長女と次女は9歳の年の差がありますが、お姉ちゃんは4年生、妹をとてもかわいがり、お世話してくれています。
毎日その姿を見ると、あー、ずっとこの姿をみたかったんだなぁー!といやされています。
親切な方がたくさんいる京野クリニックだから、安心して通院できました。
今、治療を頑張っている皆さまにも一日も早く良い結果が訪れますように
(お手紙はここまで)
2人目不妊には様々な要因があります。
加齢の影響ももちろん、例えば男性の精索静脈瘤ができてしまったり、とても複雑な要因が絡み合っています。
さらに、女性の目線から考えると、卵子(卵胞)を軸に考えられるスケジュールは
自分のものとは言え、あまりにも制御できないものですね。
そこに、一人目のお子さんの生活のリズムが加わるわけですから、生半可なことではありません。
心理的にも、どのコミュニティにも所属できずに、孤独感を強く感じるという方も少なくないともいわれます。
だからこそ、二人目不妊は難しいですし、できる限り最短の治療スケジュールを模索する必要もあります。
全スタッフの知恵と技術と情熱を持ち寄って、確率論に立ち向かいながら、
一人でも多く、一日でも早い妊娠をサポートしていきます。
貴重なお手紙、ありがとうございました!!