Happy Letters

Happy Letters Vol.11 卒業された患者さまの声

卒業された患者さまからのうれしいお手紙を紹介します。

今回の患者さまは、岩手から通われて、正しい検査結果の情報をもとに、ご夫婦で考え、

ご夫婦での答えとして、体外受精を実施し、無事に卒業されていきました。

(以下、原文ママ)

私達夫婦は結婚も早くなかった上に、子供のことものんびり考えてしまっており、

「そのうち時期が来たらできるだろう」とのんきに構えていました。

しかし、ただ待っているだけでは、コウノトリは来てくれませんでした。

私の年齢が35歳へカウントダウンを始めた頃、焦りも出てきて、

主人の友人からKACのことを聞き、問い合わせをしました。

その時点では、予算的な面から人工授精までを視野に入れ、治療をしようと夫婦で話し合っていました。

KACに通うには、紹介状が必要とのことで、まずは通いやすい病院でタイミング法から始めました。

数か月後、結果が付いてこず、なるべく早く結果を出したいと相談し、

KACへの紹介状をお願いしました。

初心まで4か月待つとのことで、その込み具合に驚いたのを覚えています。

 

KACへ通い始めて、まずは検査をしました。

そこで初めて、私の卵管閉塞、主人は精索静脈瘤があり、精子が平均の半分にも満たないことがわかりました。

結果お互い手術を受けたうえで、再度タイミング法の指導を受けました。

しかし半年経っても、妊娠には至りませんでした。

そこで、ステップアップの相談をした際、メリットデメリット等を説明された上で、

人工授精か体外受精かを夫婦で決めてよいと言っていただきました。

そして、「少しでも近道を」と、最初から顕微授精をすることに決め、私はやりがいはあったものの、

激務であった仕事を退職し、心身への負担を少しでも減らして臨みました。

 

おかげさまで、3回目の移植で妊娠するk十ができ、

元気な男の子が産まれました。

これもKACの先生方、スタッフの皆さんのご尽力のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

治療中の方ガニは大変なことも多々あるかと思いますが、ご自分たちを信じ、

公開の少ない、素敵な未来が訪れることを願っております。

 

(お手紙はここまで)

 

不妊治療を始めると、よく男女の暗黙の了解のずれが生じることがあります。

例えば、女性は体外受精までしてでも絶対に子供がほしいと願い、

男性は、人工授精くらいでもいいのではないかと思ってしまうなどよくあるといわれます。

スタートの「こどもがほしい」は同じなのに、こうしたずれが出てしまうのです。

 

言葉にしないとわからないことがたくさんある中で、岐路に立つたび話し合い、

お互いの納得の上で、治療を進めていかれたことは本当に素晴らしいことだと思います。

素敵なお手紙をありがとうございました!

 

妊活ノート編集部

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